人気ブログランキング | 話題のタグを見る

より良き今と、未来の幸せのために


by aso01

九州の旅その1

パパと2人で旅をするのは何年ぶりだったでしょう。少なくともここ10数年はファミリー単位で動いていたので本当に久しぶりでした。
早朝まだ星が出ている暗い時間に、そっと3人の寝顔を覗き、後ろ髪を引かれながらもわくわくした期待感と共に家を出ました。小3の長男はさすがに心配なので実家に預け、中1と高1の姉妹には注意事項を2枚にわたり箇条書きにして残し、初のお留守番体験をさせました。
羽田発熊本空港行き~機内ではいつものスープにもありつけないほど爆睡していたので、感傷に浸る暇もなくあっという間に到着してしまいました。パパは貴重な3日間のスケジュールを立てつつ、ずっと雨模様との予報にお天気を心配していたそうです。空港からすぐに予約していたレンタカーを借り、どんよりとした空のもと熊本の地に一歩を踏み出しました。翌日からの方が雨量が多いとの事だったので目的の高千穂を明日に延ばし、まずは自然の景色を堪能する為阿蘇山へ向かいました。平地で育った私達にとって、山、山、山の景観には目を見張るものがあり、車内で「ワオー360°山だ-!!」と何度も雄たけびをあげていました。自然の営み、恵み、畏れ多さに感動するばかり・・・山の高い所では色とりどりの紅葉も見られ、マッチ棒のような木々は計ったかのようにきちんと整列しており、山道をカーブするのも忘れてしまう程見とれてしまい「パパは道路だけ見てて」とかわいそうな注意をしなくてはならないほどでした^^;
使い慣れないナビを頼りに何とか阿蘇山のふもとへたどり着き、まずは途中の草原で大の字になって地球とアース。その時には雲の合間から青空も出てきて鳥のさえずりが耳に心地よく、世界が静寂し2人だけになったような気分になりました。
阿蘇山火口に近い休憩所のレストランで定番のだご汁と熊本ラーメンを食べ、パパが愛してやまないソフトクリームはピュアなバニラ味を選びました(私はアイスはあまり好きではないのですが)。そしていよいよ火口へ~高台から見下ろし覗き込んだ私達はお互い絶句・・・何てパワフルで圧倒されるエネルギーを放っているのでしょう!まさに火の神、火のエネルギー。その場にボーゼンと立ち尽くして1時間近くたった頃パラパラと雨が降ってきてそのうちザーザー本降りになってやっと重い腰をあげました。私達より少し後から来たツアーの人々は写真も撮れずお気の毒でした。私達はギリギリセーフでラッキーでした。
山をおり白川水源へ寄って地下から湧き出る天然の清らかな水の音を感じ、味わい、今度は水のエネルギーを頂きました。ホテルに着いてから近所を1時間ほど散歩しましたが偶然映画「黄泉がえり」の撮影場所となった「黄泉がえりロード」を歩くことが出来ました。辺りは何が出てきてもおかしくない本物の闇、自然の夜の暗さの中で心地よい疲れとともに濃いい1日を振り返りつつ、しっかり手をつないで帰ってきました。
次回はその2高千穂へ~と続きます。
九州の旅その1_c0052091_063326.jpg

阿蘇山火口
九州の旅その1_c0052091_072558.jpg

白川水源
by aso01 | 2008-11-16 00:08 | fortune